チュアブルタイプのペット薬のメリットについて

ペット薬には、錠剤タイプや顆粒タイプ、チュアブルタイプなど、さまざまなものがありますが、フィラリア予防薬を例にチュアブルタイプのペット薬のメリットについてお話しします。錠剤や顆粒の薬をフードに混ぜても食べてくれないペットにはチュアブルタイプがおすすめです。

 

その理由は、ペットの好きな味や香りがついていて嗜好性の良い薬だからです。角型のジャーキーのような薬なので、おやつ感覚で与えることができます。日本の動物病院で処方されるチュアブルタイプのフィラリア薬には、乾燥ビーフ入りのビーフ味のものや、チキン使用のものがあります。また、個人輸入などで手に入れることができるチュアブルタイプのフィラリア薬には、チョコレート風味やミルク風味などの薬もあります。

 

これらの薬の中には値段の高い薬(先発医薬品)と同じ成分、同じ効果の得られる後発医薬品(ジェネリック医薬品)もあるので、動物病院で相談して処方していただくか個人輸入することにより、より安く予防できるというメリットもあります。ただし一部の犬種(コリー、シェルティーなど)はイベルメクチン製剤のチュアブル薬は避けた方が良いと言われているので動物病院で必ず受診、確認することも重要です。