子犬がかかりやすい病気とその対処法

ペットの中でも人気が高い犬ですが、大抵の場合は生後2カ月から3カ月程度の子犬を迎え入れる事が多いようです。成犬はもちろんですが、子犬がかかりやすい病気やその対処法を知っておく必要があります。生後2、3カ月程度のパピーは、周りの色々なものに興味を持ち始める時期であり、走ったりじゃれたりなど遊び、眠る事の繰り返しです。ですから思いもよらない怪我をする事もあります。フローリングなどで走って滑ったりする事や、過度な飛びつき、ジャンプなどは膝のお皿である膝蓋骨の脱臼を引き起こす主な原因と言われています。

 

膝蓋骨脱臼は小型犬に多いとされていますが、重度になると手術が必要であり、歩行困難になる場合さえある病気です。またワクチン後に散歩に行ける時期でもありますが、パピーの場合あまり長距離を散歩する事も注意が必要です。まだ未完成である関節や足腰に負担をかけるためです。1歳程度までは長距離散歩やドッグスポーツなど激しい運動は避けた方が良いとされています。また生後2、3カ月のパピーはこの頃、離乳食からパピー用のフードに切り替えていく時期でもあります。急激に変化するとお腹の調子が悪くなるのも特徴です。糞の状態などを観察しながら徐々に切り替えていく事で対処できます。